営業譲渡・譲受の理論と実際

書誌事項

営業譲渡・譲受の理論と実際

山下眞弘著

(法学の泉, 1921)

信山社出版, 1999.10

タイトル別名

営業譲渡・譲受の理論と実際 : 営業譲渡の方法

タイトル読み

エイギョウ ジョウト ジョウジュ ノ リロン ト ジッサイ

大学図書館所蔵 件 / 38

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p55

内容説明・目次

内容説明

企業倒産が深刻化している今日の厳しい経済状況の中、本書は、とりわけ企業再編の手段として需要の高い営業譲渡に関する法的諸問題を総合的に扱うもの。理論的側面と実際上の解決の両面から論じる理論実務書である。まず最初に、序章で実際に役立つ情報として、営業譲渡の全貌を展望し、その上にたって各論として、12の個別テーマを体系的に関連づけながら扱っている。たとえば、(1)株主総会の特別決議を要する営業譲渡とはどのようなものか、(2)その重要な一部は単なる営業財産といかに区別されるか、またその重要性はどのように判断されるべきか、(3)株主総会の承認決議を経ないで営業譲渡をしてしまったら、その法的効果はどうなるか、(4)商号と共に営業を譲り受けたらどのような責任を負うことになるか、またその理論的根拠は何に求めるべきか、(5)商号を別なものにすれば譲受人は常に責任がないのか、(6)営業譲渡をする場合に従業員はどうなるかなど、商法を超えて労働法や新しい倒産法の考え方にも言及している。

目次

  • 序章 営業譲渡・譲受
  • 第1章 営業譲渡と総会決議
  • 第2章 会社の重要財産の譲渡と総会決議
  • 第3章 会社営業の重要な一部譲渡—その具体的判断基準
  • 第4章 取締役会決議を要する重要財産の処分
  • 第5章 競業禁止契約と総会決議
  • 第6章 理髪業の譲渡と競業避止義務
  • 第7章 違法な営業譲渡契約と無効の主張
  • 第8章 商号続用のある営業譲受人の責任—債権者保護の視点から
  • 第9章 ゴルフクラブの名称続用と営業譲受人の責任
  • 第10章 現物出資と営業譲受人の責任
  • 第11章 企業倒産と営業譲受人の責任
  • 第12章 営業譲渡と従業員の地位

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA43991997
  • ISBN
    • 4797219211
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    20, 230, 8p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ