書誌事項

世界宗教史

ミルチア・エリアーデ著 ; 中村恭子訳

(ちくま学芸文庫, [エ-3-1]-[エ-3-8])

筑摩書房, 2000

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8

タイトル別名

Histoire des croyances et des idées religieuses

Geschichte der Religiösen Ideen III/2 : Vom Zeitalter der Entdeckungen bis zur Gegenwart

タイトル読み

セカイ シュウキョウシ

大学図書館所蔵 件 / 162

この図書・雑誌をさがす

注記

1-6: 原著"Histoire des croyances et des idées religieuses"(Payot, 1976-1983)の全訳

7-8: 原著"Geschichte der Religiösen Ideen III/2 : Vom Zeitalter der Entdeckungen bis zur Gegenwart"(Herder, c1991)の全訳

底本: 『世界宗教史』(筑摩書房 1991-1998刊)

叢書番号はブックジャケットによる

収録内容

  • 1: 石器時代からエレウシスの密議まで(上) / ミルチア・エリアーデ著 ; 中村恭子訳
  • 2: 石器時代からエレウシスの密議まで(下) / ミルチア・エリアーデ著 ; 松村一男訳
  • 3: ゴータマ・ブッダからキリスト教の興隆まで(上) / ミルチア・エリアーデ著 ; 島田裕巳訳
  • 4: ゴータマ・ブッダからキリスト教の興隆まで(下) / ミルチア・エリアーデ著 ; 柴田史子訳
  • 5-6: ムハンマドから宗教改革の時代まで / ミルチア・エリアーデ著 ; 鶴岡賀雄訳
  • 7-8: 諸世界の邂逅から現代まで / ミルチア・エリアーデ原案 ; 奥山倫明, 木塚隆志, 深澤英隆訳

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784480085610

内容説明

人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曽有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第1巻は、古人類の宗教的営みから始まり、メソポタミア、古代エジプト、インダス川流域、地中海、ヒッタイト、「創世記」までを収める。

目次

  • 第1章 時の始めに…古人類の呪術‐宗教的営み
  • 第2章 もっとも長い革命 農耕の発見—中・新石器時代
  • 第3章 メソポタミアの宗教
  • 第4章 古代エジプトの宗教思想と政治的危機
  • 第5章 巨石・神殿・祭祀センター—ヨーロッパ、地中海地域、インダス川流域
  • 第6章 ヒッタイト人とカナン人の宗教
  • 第7章 「イスラエルが幼き頃…」
巻冊次

2 ISBN 9784480085627

内容説明

人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第2巻は、ヴェーダの神々、ギリシア宗教、オリュンポスの神々と英雄たち、ザラスシュトラ、イスラエルの宗教、ディオニュソスの密儀までを収める。

目次

  • 第8章 インド・ヨーロッパ諸民族の宗教 ヴェーダの神々
  • 第9章 ゴータマ・ブッダ以前のインド—宇宙的供犠からアートマン・ブラフマンの至上の同一性まで
  • 第10章 ゼウスとギリシア宗教
  • 第11章 オリュンポスの神々と英雄たち
  • 第12章 エレウシスの密儀
  • 第13章 ザラスシュトラとイラン宗教
  • 第14章 王と預言者の時代のイスラエル宗教
  • 第15章 ディオニュソス、あるいは再び見いだされし至福
巻冊次

3 ISBN 9784480085634

内容説明

人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第3巻は、古代中国の宗教、バラモン教とヒンドゥー教、仏陀とその時代、仏陀のメッセージ、ローマの宗教、ケルト・ゲルマン・トラキア・ゲタエ人の宗教、オルフェウス、ピタゴラスまでを収める。

目次

  • 第16章 古代中国の宗教
  • 第17章 バラモン教とヒンドゥー教—最初期の哲学と救済の技法
  • 第18章 仏陀とその時代
  • 第19章 仏陀のメッセージ—永遠回帰への恐怖から言葉を超えた至福へ
  • 第20章 ローマの宗教—その起源からバッコス祭の迫害(前一八六年)まで
  • 第21章 ケルト人、ゲルマン人、トラキア人、ゲタエ人
  • 第22章 オルフェウス、ピタゴラス、新たなる終末論
巻冊次

4 ISBN 9784480085641

内容説明

人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第4巻は、ナーガールジュナまでの仏教、ヒンドゥー教の総合、ユダヤ教の試練、ヘレニズム時代におけるシンクレティズムと創造性、キリスト教の誕生、帝政時代の異教グノーシス派、神々のたそがれまでを収める。

目次

  • 第23章 マハーカーシャパからナーガールジュナにいたる仏教の歴史とマハーヴィーラ後のジャイナ教
  • 第24章 ヒンドゥー教の総合—『マハーバーラタ』と『バガヴァッド・ギーター』
  • 第25章 ユダヤ教の試練—黙示からトーラーの称賛へ
  • 第26章 ヘレニズム時代におけるシンクレティズムと創造性—救済の約束
  • 第27章 イランにおける新たな総合
  • 第28章 キリスト教の誕生
  • 第29章 帝政時代の異教、キリスト教、グノーシス派
  • 第30章 神々のたそがれ
巻冊次

5 ISBN 9784480085658

内容説明

人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第5巻は、トルコ人・モンゴル人・スラヴ人など、古代ユーラシア大陸の宗教、8—9世紀までのキリスト教会、ムハンマドとイスラームの展開、イスラームの神学と神秘主義、バル・コホバの乱からハシディズムまでのユダヤ教などを収める。

目次

  • 第三十一章 古代ユーラシア大陸の宗教—トルコ・モンゴル人、フィン・ウゴール人、バルト・スラヴ人
  • 第三十二章 聖像破壊運動(8‐9世紀)までのキリスト教会
  • 第三十三章 ムハンマドとイスラームの展開
  • 第三十四章 シャルルマーニュからフィオーレのヨアキムまでの西欧カトリシズム
  • 第三十五章 イスラームの神学と神秘主義
  • 第三十六章 バル・コホバの乱からハシディズムまでのユダヤ教
巻冊次

6 ISBN 9784480085665

内容説明

人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第6巻は、中世後期から宗教改革前夜までのヨーロッパの宗教運動、宗教改革前後における宗教・魔術・ヘルメス主義の伝統、チベットの諸宗教を収録し、文庫版第1巻から第6巻までの詳細な索引を付す。

目次

  • 第37章 ヨーロッパの宗教運動—中世後期から宗教改革前夜まで(ビザンチン帝国における二元論的異端—ボゴミール派;西欧のボゴミール派—カタリ派;アッシジの聖フランチェスコ;聖ボナヴェントゥラと神秘神学 ほか)
  • 第38章 宗教改革前後における宗教、魔術、ヘルメス主義の伝統(キリスト教以前の宗教伝統の残存;浄化の舞踏における象徴と儀礼;「魔女狩り」と民衆宗教の消長;マルティン・ルターとドイツの宗教改革 ほか)
  • 第39章 チベットの諸宗教(「人間の宗教」;伝統的諸観念—宇宙、人間、神々;ポン教—対立と習合;チベット仏教の形成と発展 ほか)
巻冊次

7 ISBN 9784480085672

内容説明

1986年、M.エリアーデの死によって、大著『世界宗教史』は未完の書として残された。その愛弟子であり学問的後継者であったヨアン・P・クリアーヌは、エリアーデから最終巻の編集を依頼され、師の精神と構想に基づいてまとめる作業を行ったが、中途、彼もまた不慮の死を遂げてしまう。最終刊のドイツ語原本の版元ヘルダー社は、エリアーデ、クリアーヌの意を受け、著名な宗教学者や民族学者の協力を得てそれを完成させた。これにより、既刊分では論じられなかった諸地域がカバーされることとなった。文庫版第7巻は、メソアメリカの諸宗教、中国六朝時代の道教、インドネシア・オセアニア・オーストラリアの宗教を収録。

目次

  • 第40章 メソアメリカの諸宗教—都市と象微(「古代アメリカの諸文明」;オルメカの世界—石のジャガーと巨人 ほか)
  • 第41章 六朝時代中国人の宗教信仰における道教(道教信者と不死の探求—身体の術;精神の術—内観、瞑想、神秘的合一 ほか)
  • 第42章 多様性と全体性—インドネシアの宗教(インドネシアにおける世界宗教と民族宗教;群島の民族的多様性 ほか)
  • 第43章 マナとタブー—オセアニアの宗教(オセアニアの生活領域;メラネシア人—社会と生活様式 ほか)
  • 第44章 トーテム・夢の時・チュリンガ—オーストラリアの宗教(オーストラリア原住民の起源と生活状況;オーストラリアの宗教とその研究 ほか)
巻冊次

8 ISBN 9784480085689

内容説明

1986年、M・エリアーデの死によって、大著『世界宗教史』は未完の書として残された。その愛弟子であり学問的後継者であったヨアン・P・クリアーヌは、エリアーデから最終巻の編集を依頼され、師の精神と構想に基づいてまとめる作業を行ったが、中途、彼もまた不慮の死を遂げてしまう。最終刊のドイツ語原本の版元ヘルダー社は、エリアーデ、クリアーヌの意を受け、著名な宗教学者や民族学者の協力を得てそれを完成させた。これにより、既刊分では論じられなかった諸地域がカバーされることとなった。文庫版第8巻は、西・中央アフリカ、南米インディオ、北米オグララ・スー族、日本の神道、啓蒙主義以降のヨーロッパなど各地の宗教。全8巻完結。

目次

  • 第45章 家族共同体と宇宙の諸力—西アフリカの宗教における宗教的根本思想
  • 第46章 中央アフリカ東部における宗教的概念の諸相
  • 第47章 シャーマニズムと死者の国への旅—南米低地インディオの宗教的表象
  • 第48章 サン・ダンス—北アメリカのオグララ・スー族における宗教的世界像と儀礼
  • 第49章 神道と民俗宗教—日本の宗教の歴史的展開
  • 第50章 日本の民衆宗教—日本宗教の統合的理解のために
  • 最終章 啓蒙主義以降のヨーロッパにおける宗教的創造性と世俗化

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA46259081
  • ISBN
    • 9784480085610
    • 9784480085627
    • 9784480085634
    • 9784480085641
    • 9784480085658
    • 9784480085665
    • 9784480085672
    • 9784480085689
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    8冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ