書誌事項
- タイトル別名
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- Results and Outline of JPDR Dismantling Demonstration Project.
- 特集 JPDR解体実地試験の概要と成果
- トクシュウ JPDR カイタイ ジッチ シケン ノ ガイヨウ ト セイカ
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抄録
我が国における原子炉の廃止措置のあり方および対策については,安全の確保を前提に,地域社会との協調を図りつつ,運転終了後できるだけ早い時期に原子炉を解体撤去することを原則とし,さらに敷地を原子力発電所用地として引き続き有効利用することが重要であるとしている。この方針に基づき,日本原子力研究所では,JPDR解体計画を1981年より開始し,第1段階で解体に係わる各種要素技術の開発を行った。さらに1986年から開発技術を適用して発電炉の安全な解体が可能であることを実証するためJPDR解体実地試験を開始し,1996年3月に無事終了した。これによりJPDR解体実地試験の目的である発電炉の安全な解体が実証され,また商業用発電炉の解体に役立てるための解体データの収集・整備が図られた。我が国の商業用発電炉の廃止措置が本格化するのは2010年以降と予想されている。JPDRの解体によって得られた経験をもとに,より安全で,経済的な一般に受容される廃止措置技術の開発が進められるものと思われる。本特集は,JPDR解体実地試験の終了にあたり,その成果をレビューし,今後の課題等をまとめたものである。
収録刊行物
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- 日本原子力学会誌
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日本原子力学会誌 38 (7), 553-576, 1996
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206550245888
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- NII論文ID
- 10001763630
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- NII書誌ID
- AN00188477
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- ISSN
- 21865256
- 00047120
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- NDL書誌ID
- 4003523
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可