フラクタルを用いた河川景観の設計支援

  • 関 克己
    社団法人土木学会 (財) リバーフロント整備センター研究第二部 現 建設省河川局河川計画課
  • 佐々木 春喜
    建設省荒川上流工事事務所調査課 現 建設省関東地方建設局企画部企画課
  • 鈴木 輝彦
    社団法人土木学会 (財) リバーフロント整備センター研究第二部 現 鉄建建設株式会社エンジニアリング本部技術営業部
  • 大野 博之
    社団法人土木学会 応用地質株式会社川本地盤工学研究所

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY FOR SUPPORTING METHOD OF LANDSCAPE DESIGN OF RIVER UTILIZING FRACTAL
  • フラクタル オ モチイタ カセン ケイカン ノ セッケイ シエン

この論文をさがす

抄録

ふるさとの川づくり等多くの河川において自然的な景観設計への取り組みと工夫がなされている. この中で客観的・合理的な景観設計の手法の確立が大きな課題となっている. このために, 自然景観の「形の法則性」を検討し, 河床の石や樹木の配置・大きさ, 水際線の形状がフラクタルであることが示されてきた.<br>ここでは, この景観構成エレメントの持つフラクタルの性質を利用した景観設計のための支援方法について検討した. その結果, 景観設計支援モデルによって, 石や樹木の配置・大きさ, 水際線の形状を表わす平面図を作成できることが示された. また, 河川景観の調査・解析からイメージパース図の作成までの一連の設計支援の方法の概要を示した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1997 (555), 51-60, 1997-01-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (9)*注記

もっと見る

参考文献 (14)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ