資源・エネルギーからみた乾電池の問題点 Problems of Dry Battery from the Environmental Point of View

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抄録

乾電池は, 環境汚染や資源枯渇が問題視されている重金属やその化合物から構成されており, 持続可能な社会を構築する上でエネルギー効率や資源的な視点から, 乾電池のエネルギー収支を試算した。その結果, マンガン乾電池は, その原料である金属亜鉛・電解二酸化マンガン・鉄を製造するために消費したエネルギーのたった0.3%以下しか利用することができず, 残りの99.7%はエネルギーの無駄使いになっていた。また, 効率が良いとされているアルカリマンガン乾電池ですら, エネルギー効率はわずか0.6%以下であった。製造に関する基礎的なデータはメーカー側に握られており, 試算のための基礎資料の入手は困難であった。産業側が秘匿している基礎データの開示とデータベースの充実により, 科学的なデータに立脚したLCAが実施される必要がある。

The 4 billionth manganese and Alkali-manganese dry batteries were produced in 1993. The zinc metal is an exhaustible resource. The lifetime of zinc metal is 46 years. The energy efficiency of manganese dry batteries is 0.3% of energy used in production.<BR>There is no use doing recycling of the manganese dry battery.

収録刊行物

  • 廃棄物学会誌  

    廃棄物学会誌 6(3), 242-250, 1995-05-31 

    Japan Society of Material Cycles and Waste Management

参考文献:  18件

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被引用文献:  1件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10002051930
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10414674
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    09170855
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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