分子軌道計算による錯体触媒反応機構の解明 Understanding of the Catalytic Reactions of Transition Metal Complexes by Using Molecular Orbital Method

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抄録

近年,計算アルゴリズムや計算機の発展によって,非経験的分子軌道法を用いた均一系錯体触媒反応の反応機構の理論的解明がなされるようになってきた。触媒サイクルは,素反応を組み合わせることに構成されると考えられている。理論的手法を用いれば,このような触媒サイクルの反応中間体のみならず,各素反応の遷移状態の構造も定めることができる。したがって,各素反応の反応熱や活性化エネルギーを知ることができ,どのステップが律速段階であるのか,そしてそこでは選択性がどのようにして定まっているのかなどについて考察することができる。本稿では,アルケンのヒドロホルミル化やビスシリル化,およびアルキンのシリルスタンニル化に関する最近のそういった触媒サイクルの理論的研究をとりあげ解説する。

収録刊行物

  • 表面科学  

    表面科学 17(4), 182-187, 1996-04-10 

    The Surface Science Society of Japan

参考文献:  5件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10002117014
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00334149
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    03885321
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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