石油系燃料による土壌・地下水汚染の概況調査

書誌事項

タイトル別名
  • The Preliminary Investigation of Soil and Groundwater Contaminated with Petroleum Fuel
  • セキユケイ ネンリョウ ニヨル ドジョウ チカスイ オセン ノ ガイキョウ チ
  • 井戸汚染調査と土壌ガス調査における調査手法
  • Investigation Techniques of Contaminated Wells and Soil Gas

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抄録

石油系燃料は.その沸点範囲によりガソリン.灯油.軽油.重油などに分類される軽非水液(LNAPLs)である.そのため.石油系燃料による土壌・地下水汚染では.これらの性状や土壌・地下水中における分布形態を考慮した調査を行う必要がある.<BR>本稿では.石油系燃料による土壌・地下水汚染の概況調査を効率的に進めるための調査手法について検討し.井戸汚染分布調査手法と土壌ガス調査手法を考案した.井戸汚染調査手法はオイルマットによる油採取およびガスモニター法とポータブルGC法(PID-GCによる)を組み合わせた現地分析からなり.土壌ガス調査手法はガスモニター法とガス採取・GC法(FID-GCによる蒸留試験)を組み合わせたものである.<BR>これらの調査手法が少ない費用で効率的に概況調査を行うために有効であることは.現地調査に適用した結果から検証された.

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参考文献 (19)*注記

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