雪片の落下速度と構成結晶形との関係 Relationship between the fall velocity of snowflakes and the shape of their component crystals

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抄録

落下中の雪片のストロボ写真を解析して,落下速度におよぼす構成結晶形の影響を調べた.主な結果は以下の通りである.<BR>1)雪片の落下速度は,サイズまたは質量および地上気温に加えて,卓越結晶形(最も数の多い構成結晶形)に強く依存する.<BR>2)雪片の落下速度を表す場合に,融解直径のべき乗の関係式が適切であるとは必ずしもいえない.<BR>3)雪片の抵抗係数は,多くの種類でレイノルズ数の増加と共に小さくなる傾向がある.<BR>雪片の構成結晶形の差異に着目して,落下速度の測定結果を解析した.雪片の落下速度は,サイズまたは質量および気温に,卓越結晶形(雪片の構成結晶形のうち,最も多数を占める結晶形)を組み合わせて表すのが実用的である.<BR>落下速度を雪片の融解直径またはサイズの関数として.表す場合,べき乗関係が必ずしも相関が高いとは限らない.また,雪片の抵抗係数はレイノルズ数め増加と共に,ほとんどの種類で小さくなる傾向にある.

Stroboscopic photographs of falling snowflakes were analysed to tind relationship between the fall velocity and the shape of their component crystals. The fall velocity depends remarkably upon the dominant shape of component crystals, the size or the mass of snowtlakes, and the surface air temperature. Not all of the empirical formulas of fall velocity are expressed with the exponents of diameters of snowflakes melt. The coefficients of nearly all types of snowflakes have decreasing tendency with inceasing Reynolds numbers.

収録刊行物

  • 雪氷  

    雪氷 58(6), 455-462, 1996-11-01 

    The Japanese Society of Snow and Ice

参考文献:  17件

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被引用文献:  8件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10002382591
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00131221
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03731006
  • NDL 記事登録ID
    4085519
  • NDL 雑誌分類
    ZM43(科学技術--地球科学--気象)
  • NDL 請求記号
    Z15-23
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  J-STAGE 
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