<b>水素化ジルコニウムおよびその酸化剤との</b><b>混合系の静電気感度(1)</b>

書誌事項

タイトル別名
  • <b>Electrostatic Sensitivity of Zirconium Hydrides and their Mixtures with Oxidants(1) </b>
  • 水素化ジルコニウムおよびその酸化剤との混合系の静電気感度(1)
  • スイソカ ジルコニウム オヨビ ソノ サンカザイ ト ノ コンゴウケイ ノ セ

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抄録

<p><tt>水素化ジルコニウム(ZrHx)はジルコニウムと同じく,空気中の酸素と反応して,発火し,燃焼する.そのために試料量と試料の状態,特に,試料内部の空気含有量が50%発火エネルギー(E50)に大きく影響する.ZrHxのE50はxが小さくなるほど,また,電極間隙長が短くなるほど低くなった.ZrHx と各種酸化剤の混合系でも,成分のZrHxのxが小さくなるほどE50は低くなり,混合系の混合比とE50の関係では,ZrHx,100%のときが最もE50が低く,コンデンサ容量,ZrHxと酸化剤の種類,および酸化剤の粒度によって,化学量論比混合近くでE50の低下が認められる場合があった.ZrHxが80~95%混合のときは酸化剤は希釈剤として作用し,また,混合系の放電開始電圧を変化させ,E50が異常に高くなる場合があった.このような静電気感度特性はジルコニウムと酸化剤混合系の感度特性に類似</tt><tt>している. </tt></p>

収録刊行物

  • 安全工学

    安全工学 36 (3), 146-152, 1997

    安全工学会

参考文献 (13)*注記

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