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- 小倉 信和
- 横浜国立大学名誉教授
書誌事項
- タイトル別名
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- <b>Fatigue Behavior at Rivet Joint of Aluminium Alloy Sheets </b>
- アルミニウム薄板リベット継手の疲労強度
- アルミニウム ウスイタ リベット ツギテ ノ ヒロウ キョウド
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抄録
<p><tt> 1985年8月12日,羽田発大阪行のジャンボジェット機が524人の乗客,乗員を乗せて,群馬県山中に墜落した.運輸省調査委員会の報告書は圧力隔壁の破壊がその原因であり,さらに同機が1978年,大阪空港において起こした尻餅事故に際しての修理ミスがその遠因と結論している.本研究は不適切に修理された圧力隔壁リベット継手の疲労強度を実験的に検討し,また圧力隔壁の修理における人為ミスについても推定できればと考えて実施した.実験に使用した材料は母材,リベットともにいずれも事故機のものと同等である。多くの実験の結果,リベットのかしめ側ヘッドの直径が不十分であり,重ね部分にシール材が塗布されている場含に1列りベット継手の疲労強度が著しく低下することが明らかとな った.</tt><tt>事故機の隔壁はこのような状態で破裂に至ったものと推測される.</tt></p>
収録刊行物
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- 安全工学
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安全工学 37 (5), 311-319, 1998
安全工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206243473920
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- NII論文ID
- 10002474350
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- NII書誌ID
- AN00012812
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- ISSN
- 24240656
- 05704480
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- NDL書誌ID
- 4584735
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可