京都府南部巨椋池堆積物の花粉化石組成にみられる人為的影響 -アカガシ亜属の減少とイネ属の増加- Human Influences Observed in Fossil Pollen Assemblages in Lake Ogura-ike Sediment, Kyoto, Japan.

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

京都盆地に分布した巨椋池の堆積物について,花粉化石組成の変化における人為的影響のあらわれかた,およびその層準について検討した.その結果,マツ属が漸増するなかで,イネ属が増加し,アカガシ亜属が急激に減少する層準が明らかになった.京都盆地付近における従来の報告と合わせると,イネ属の増加は弥生時代後期頃,アカガシ亜属の急激な減少は平安時代以降鎌倉時代までを示す可能性が示唆される.このことは,火山灰や<sup>14</sup>C年代測定用の試料などが得にくい状況では,花粉化石組成に人為的影響の出現し始める層準が,歴史時代の相対的な時間軸の一つとして利用できる可能性を示している.

収録刊行物

  • 第四紀研究  

    第四紀研究 36(3), 207-213, 1997-07-31 

    Japan Association for Quaternary Research

参考文献:  31件

参考文献を見るにはログインが必要です。ユーザIDをお持ちでない方は新規登録してください。

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10002509307
  • NII書誌ID(NCID)
    AN0034136X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    SHO
  • ISSN
    04182642
  • NDL 記事登録ID
    4283271
  • NDL 雑誌分類
    ZM49(科学技術--地球科学--地質)
  • NDL 請求記号
    Z15-67
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
ページトップへ