連続繊維補強材を緊張材としたPC梁の気中と水中における疲労特性

  • 岩本 勲
    社団法人 土木学会 近畿コンクリート工業 (株) 開発部
  • 児島 孝之
    社団法人 土木学会 立命館大学 理工学部土木工学科
  • 高木 宣章
    社団法人 土木学会 立命館大学 理工学部土木工学科
  • 松尾 真紀
    社団法人 土木学会 立命館大学大学院理工学研究科土木工学専攻 現在・東京工業大学工学部土木工学科

書誌事項

タイトル別名
  • FLEXURAL FATIGUE BEHAVIOR OF PRESTRESSED CONCRETE BEAMS WITH NON-METALLIC FIBER TENDON UNDER ATMOSPHERE AND WATER
  • レンゾク センイ ホキョウザイ オ キンチョウザイ ト シタ PCリョウ ノ キチュウ ト スイチュウ ニ オケル ヒロウ トクセイ

この論文をさがす

抄録

連続繊維補強材は, その耐腐食特性から海洋構造物等の高腐食環境下での緊張材としての利用が期待されており, そのような環境下でもひびわれを許容するPC構造物への適用も可能となる. 本研究は, アラミドおよび炭素連続繊維補強材とPC鋼線を緊張材とした, プレテンション方式PC梁の曲げ疲労試験を気中と水中とで実施し, それらの環境が疲労寿命および破壊性状におよぼす影響, ならびにPC梁の構成材料 (コンクリートと連続繊維補強材) の疲労強度と梁の疲労強度との関係について検討したものである.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1999 (613), 59-69, 1999-02-20

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (22)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ