土壌汚染概況調査の5地点混合方式における試料採取地点最適配置

  • 米田 稔
    社団法人 土木学会 京都大学 工学研究科環境地球工学専攻
  • 森澤 眞輔
    社団法人 土木学会 京都大学 工学研究科環境地球工学専攻
  • 西村 留美
    (株) 三菱総合研究所

書誌事項

タイトル別名
  • OPTIMAL ALLOCAION OF SAMPLING POINTS IN THE 5-POINT MIXTURE METHOD FOR A SURVEY OF SOIL CONTAMINATION
  • ドジョウ オセン ガイキョウ チョウサ ノ 5 チテン コンゴウ ホウシキ ニ オケル シリョウ サイシュ チテン サイテキ ハイチ

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抄録

本研究では土壌汚染の概況調査において, 5地点混合方式で得られる測定値の統計的性質について考察した. 場の統計的性質として弱定常性と等方性を仮定し, 指数型, ガウス型, 球面型の3つの共分散関数について検討した. 約1000m2の正方形領域について5地点混合方式で推定した場合の推定分散を理論的に求めるとともに, 遺伝アルゴリズムを用いて, 推定分散を最小にする試料採取地点の配置を求めた. その結果, 推奨されているように中心1地点及び周辺4方位の5mから10mまでの間からそれぞれ1地点ずつとるより, 中心から13m程度離れた地点にとる方が良いという結論を得た.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1999 (622), 51-58, 1999-05-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (7)*注記

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