気象庁地震記録の距離減衰式に基づく地点増幅特性と地形分類との関係

書誌事項

タイトル別名
  • RELATIONSHIP BETWEEN GEOMORPHOLOGICAL LAND CLASSIFICATION AND AMPLIFICATIONRATIO BASED ON JMA STRONG MOTION RECORDS
  • キショウチョウ ジシン キロク ノ キョリ ゲンスイシキ ニ モトヅク チテン ゾウフク トクセイ ト チケイ ブンルイ ト ノ カンケイ

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抄録

地震被害想定や早期被害推定システムなどにおいて広域の地震動分布を簡便に推定するには, 地震のマグニチュードおよび断層面からの距離のほか, 表層地盤の増幅特性を考慮する必要がある. 国土数値情報の1kmメッシュの土地分類や標高データを利用して, 日本の特定の地域における地盤増幅度を推定する研究は既にいくつかなされているが, それらの全国への適用性については詳しく検討されていない. そこで本研究では, 全国の気象庁77観測点における地盤増幅度を距離減衰式の地点係数より求め, 地盤条件との関係を検討することにより, 国土数値情報のみから全国の任意地点の最大加速度, 最大速度および計測震度に対する増幅度を簡便に推定する手法を提案し, 既往の研究と比較検討した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1999 (626), 79-91, 1999-07-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (18)*注記

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参考文献 (100)*注記

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