鉛直荷重が偏心して作用する鋼製橋脚のハイブリッド地震応答実験

  • 宇佐美 勉
    社団法人 土木学会 名古屋大学 大学院工学研究科土木工学専攻
  • 本間 大介
    社団法人 土木学会 名古屋大学大学院 工学研究科
  • 芳崎 一也
    社団法人 土木学会 日本車輌製造株式会社

書誌事項

タイトル別名
  • PSEUDODYNAMIC TESTS OF ECCENTRICALLY LOADED STEEL BRIDGE PIERS
  • エンチョク カジュウ ガ ヘンシン シテ サヨウ スル コウセイ キョウキャク ノ ハイブリッド ジシン オウトウ ジッケン

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抄録

市街地における高架橋は, 立地的な条件から様々な構造形態の橋脚が使われ, 上部構造重量が偏心して作用する橋脚も多く見られる, しかし, 偏心圧縮力を受ける橋脚に対する実験的な研究は, これまで行われていないのが現状である. そこで, 本研究では, 中心軸圧縮力および偏心圧縮力を受ける供試体に対し, ハイブリッド地震応答実験を行い, 偏心圧縮力が地震時応答に与える影響について考察を行った. その結果, 偏心圧縮橋脚は, 中心軸圧縮橋脚に比べ, 最大応答変位はあまり変わらないものの, 残留変位が非常に大きくなることがわかった.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1999 (626), 197-206, 1999-07-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (10)*注記

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参考文献 (19)*注記

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