建設汚泥を原料とする焼成物の焼成条件と物理的安定性

  • 徳永 豊
    社団法人 土木学会 五洋建設株式会社技術研究所
  • 炭田 光輝
    社団法人 土木学会 株式会社大林組技術研究所
  • 宇野 定雄
    社団法人 土木学会 株式会社熊谷組エンジニアリング本部
  • 本間 毅一
    社団法人 土木学会 大豊建設株式会社管理本部
  • 塚田 幸広
    建設省東北地方建設局 酒田工事事務所
  • 小川 伸吉
    建設省中部地方建設局 中部技術事務所

書誌事項

タイトル別名
  • CALCINING CONDITION AND PHYSICAL STABILITY OF CALCINED MATERIAL FROM CONSTRUCTION WASTE
  • ケンセツ オデイ オ ゲンリョウ ト スル ショウセイブツ ノ ショウセイ ジョウケン ト ブツリテキ アンテイセイ

この論文をさがす

抄録

建設汚泥は, そのままでは再利用が困難なため, 脱水処理・固化処理および焼成処理などによる再資源化技術の開発が進められている. 本論文では, まず建設汚泥の発生状況, 再資源化技術と用途について現状を整理した. 次に焼成処理による再資源化を検討するために行った室内焼成試験により得られた焼成物の焼成条件および物理的安定性について述べる. 試験結果より建設汚泥を焼成処理することによって十分な物理的安定性を有する粗粒材が製造でき, 土木材料としてリサイクルが可能なことが確認された.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1999 (629), 37-45, 1999-08-22

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

参考文献 (13)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ