強風下の市街地火災における火災気流に関する基礎的研究―面熱源の風下温度分布式に関する理論的考察―

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タイトル別名
  • Study on Flame of Big Fire in Urban Area under Strong Wind - A Theoretical Study of Temperature Distribution Downwind from A Plane Heat Source -
  • キョウフウカ ノ シガイチ カサイ ニ オケル カサイ キリュウ ニ カンスル

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抄録

木造市街地の大火における延焼防止や消防・避難計画には,火災気流の一般的性状に関する知見とともに,その温度分布の予測方法を検討しておくことが重要であると考える。本論は火災域のモデルとして面熱源を仮定し,この熱源からの熱気流の風下温度の関係式を理論的に誘導し,風洞実験によって検証したものである。風洞実験は熱源を単純な形態の低層建物が建ち並ぶ市街地模型上に設置して実施し,風の中の熱気流の温度分布は無次元温度(Ψ),無次元風速(Λ),フルード数(Fr),熱源幅に対する風下距離比(X/D)等の無次元数によって表されることを明らかにした。<br>(オンラインのみ掲載)

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