日本における塩収支と問題点 Salts Balance and Problems in Japan

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

廃棄物中の塩化合物は, 焼却処理の過程で熱分解を受け, 塩化水素ガズとなるため, これを安定化処理し, 塩化カルシウムとして埋立処分される。<BR>このため, 浸出水中の塩素イオンやカルシウムイオン濃度が上昇し, さまざまな障害をもたらせている。今回, この原因となっている塩素についての生産・輸入から廃棄までの物質収支を検討した。<BR>この結果, わが国で生産される塩素 (84万ton/年) をはるかに上回る塩素が消費され廃棄されていることがわかった (570万ton/年) 。また, 一般廃棄物においては年間10万tonの塩素が埋立地に蓄積されていることがわかった。

Salts in landfill sites has become a problem in recent times. A study was carried out on the material balance from production and import through to the scrapping of chlorine, which is the root cause of this problem. As a result, it was found that far more chlorine is being consumed and scrapped (5, 700, 000 tons/year) than is being produced (840, 000 tons/year) in Japan.<BR>Moreover, among general waste, it was found that 100, 000 tons of chlorine is accumulating in landfill sites every year.

収録刊行物

  • 廃棄物学会誌  

    廃棄物学会誌 8(7), 486-492, 1997-11-30 

    Japan Society of Material Cycles and Waste Management

参考文献:  8件

参考文献を見るにはログインが必要です。ユーザIDをお持ちでない方は新規登録してください。

被引用文献:  2件

被引用文献を見るにはログインが必要です。ユーザIDをお持ちでない方は新規登録してください。

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10002831494
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10414674
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09170855
  • NDL 記事登録ID
    4366606
  • NDL 雑誌分類
    ZN5(科学技術--建設工学・建設業--都市工学・衛生工学)
  • NDL 請求記号
    Z16-2213
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  J-STAGE 
ページトップへ