(W/O/W)複合エマルションの液中乾燥法による生分解性マイクロカプセルへの水溶性芯物質の内包特性 Entrapment of Water Soluble Material into Biodegradable Microcapsule Prepared by Solvent Evaporation

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

壁物質としてポリ乳酸系生分解性プラスチックLactyを用い, (W/O/W) エマルションの液中乾燥法によりマイクロカプセルを調製した.更にマイクロカプセルに対する水溶性芯物質の内包特性について検討した.芯物質の内包率及びマイクロカプセルの平均粒径は塩濃度, pH及び粘度などの (W/O/W) エマルションの内水相組成に依存しないことがわかった.しかし, 芯物質の内包率は外水相の塩濃度及び (W/O) エマルション中の分散相体積分率を変化させること, 更に膜物質濃度を増加させることによって変化させることが可能であることがわかった.これは, (W/O/W) エマルションの安定性と壁物質の増加による膜厚の増加が影響したためであると考えられ, これらの因子を考慮することにより液中乾燥法によるマイクロカプセルへの内包特性を制御することが可能となった.

Preparation of biodegradable microcapsule using a poly lactic acid as wall material was performed by (W/O/W) emulsion solvent evaporation method. Fractional entrapment of the core material and the average diameter of the microcapsule are independent of the composition of the inner aqueous phase, such as salt concentration, pH and viscosity. On the other hand, by changing the salt concentration of the outer aqueous phase and the hold up of dispersion phase in the (W/O) emulsion, it is possible to increase the fractional entrapment of the core material with the increase in (W/O/W) emulsion stability and amount of wall material. The entmpment effect is controlled by preparation conditions.

収録刊行物

  • 化学工学論文集  

    化学工学論文集 24(5), 791-796, 1998-09-10 

    The Society of Chemical Engineers, Japan

参考文献:  9件

参考文献を見るにはログインが必要です。ユーザIDをお持ちでない方は新規登録してください。

被引用文献:  3件

被引用文献を見るにはログインが必要です。ユーザIDをお持ちでない方は新規登録してください。

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10002836050
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00037234
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    0386216X
  • NDL 記事登録ID
    4562914
  • NDL 雑誌分類
    ZP5(科学技術--化学・化学工業--化学工学)
  • NDL 請求記号
    Z17-725
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  J-STAGE 
ページトップへ