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- 長谷川 裕彦
- 明治大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- Glacial Geomorphology and Late Pleistocene Glacial Fluctuations in the Uchikomi Valley, Northern Japanese Alps
- キタ アルプス ナンセイブ ウチコミダニ ノ ヒョウガ チケイ ト ヒョウガ
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抄録
北アルプス南西部,笠ヶ岳北面の打込谷において,最終氷期後半の亜氷期のモレーンと姶良Tn火山灰 (AT) の層位関係,および同地域の氷河地形発達史を明らかにした.氷河地形,とくにモレーンの分布から,打込谷における氷河前進期は古い方から順に一ノ沢期・二俣期・右俣期・北圏谷期の4期に区分される,一ノ沢期のラテラルモレーン上および二俣期のメディアルモレーン・グランドモレーン上からATが発見された.二俣期は,ATがティルの直上に堆積していることからAT降灰直前と考えられ,白馬岳松川北股入の赤倉沢期 (25,000y. B. P.) に対比される.同時に,二俣期のグランドモレーン上でのATの分布から, AT降灰時には氷河がかなり縮小していたことが明らかとなった.氷河地形の開析の程度から,一ノ沢期は最終氷期前半の亜氷期に,二俣期・右俣期・北圏谷期は後半の亜氷期にそれぞれ対比される.
収録刊行物
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- Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron
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Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron 65 (4), 320-338, 1992
公益社団法人 日本地理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205423619200
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- NII論文ID
- 110000521363
- 10030366231
- 10003474894
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- NII書誌ID
- AN1016484X
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- ISSN
- 21851735
- 00167444
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- NDL書誌ID
- 3767261
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可