直立性植生層を伴う流れ場の数値計算に関する研究

  • 清水 義彦
    社団法人 土木学会 群馬大学 工学部建設工学科
  • 辻本 哲郎
    社団法人 土木学会 金沢大学 工学部土木建設工学科
  • 中川 博次
    社団法人 土木学会 京都大学 工学部環境地球工学教室

書誌事項

タイトル別名
  • NUMERICAL STUDY ON TURBULENT FLOW OVER RIGID VEGETATION-COVERED BED IN OPEN CHANNELS
  • チョクリツセイ ショクセイソウ オ トモナウ ナガレバ ノ スウチ ケイサン

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抄録

河床に存在する植生層を rigid な透過性粗度とみなし, そこに形成されるせん断乱流場を記述するモデルとして, 差分格子内で空間平均されたレイノルズ方程式に, k-εモデルを採用した数値計算法を提案した. 数値計算モデルは, 著者らによってすでに行った平衡植生流れの水理実験結果と今回新たに行った非植生域から植生域への流れの遷移過程に関する水理実験結果を良好に再現する. さらに, 植生の密生度の減少とともに, 平均流速分布が指数関数型分布からべき乗型分布に移行する様子を予測している.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1992 (447), 35-44, 1992-05-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (15)*注記

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参考文献 (9)*注記

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