補修用ポリマーモルタルの硬化収縮により導入される初期応力に関する研究

  • 小俣 富士夫
    社団法人 土木学会 ショーボンド建設 (株) 北陸支店 技術部
  • 川上 洵
    秋田大学 工学資源学部土木環境工学科
  • 徳重 英信
    社団法人 土木学会 秋田大学 工学資源学部土木環境工学科

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON STRAIN AND STRESS DUE TO SETTING SHRINKAGE OF POLYMER MORTAR USED FOR REPAIR OF CONCRETE STRUCTURES
  • ホシュウヨウ ポリマー モルタル ノ コウカ シュウシュク ニ ヨリ ドウニュウ サレル ショキ オウリョク ニ カンスル ケンキュウ

この論文をさがす

抄録

ポリマーモルタルは, その高い接着性能からコンクリート構造物の補修用材料として広く用いられているが, セメントコンクリートと比較して一般に硬化収縮が大きく, その硬化収縮が被補修体であるコンクリート部材に及ぼす影響を的確に評価することは重要である.<br>本研究は, ポリマーモルタルの硬化収縮特性を新たに開発した測定方法により定量的に評価し, さらに被補修体であるコンクリート部材に導入される初期応力を明確に検討するために, ポリマーモルタルをALCまたはセメントモルタルに打ち継ぐ実験および解析を通して, 2層構造の観点から硬化収縮特性の評価を行った.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2000 (648), 155-166, 2000-05-20

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (20)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ