誘導結合プラズマ質量分析法の発展と岩石学への応用(総説)

書誌事項

タイトル別名
  • Recent advancement of Inductively Coupled Plasma Source Mass Spectrometry (ICP-MS) and application to petrology (Review)
  • 誘導結合プラズマ質量分析法の発展と岩石学への応用
  • ユウドウ ケツゴウ プラズマ シツリョウ ブンセキホウ ノ ハッテン ト ガン

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抄録

誘導結合プラズマ質量(ICP-MS)分析法は,微量・超微量元素の定量分析や同位体分析に欠かせない方法となりつつある.本論ではICP-MS法に用いられる,四重極型ICP質量分析装置と,それを用いた微量元素定量分析法の実際について解説する.特に,溶液法における干渉イオンやマトリクス効果の補正法について議論し,固体試料の直接導入法であるレーザーアブレーション(LA)法についても,装置の現状と性能について述べる.さらに,溶液分析による岩石の全岩化学組成分析や,LA法による鉱物-マグマ間の元素分配の決定の実際と,その岩石学的応用について議論する.

収録刊行物

  • 地球科学

    地球科学 50 (4), 277-302, 1996

    地学団体研究会

被引用文献 (4)*注記

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参考文献 (125)*注記

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