ロシア・北カムチャッカの白亜紀アンモナイト Cretaceous ammonites from the North Kamchatka, Russia

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抄録

カムチャッカ半島の北部には, 動物化石を豊富に含む海成白亜系が広く分布する. 全層厚は10,000mに達し, 泥岩やタービダイトの砂岩泥岩互層を主体とする下部白亜系と, 砂岩・礫岩などの粗粒岩を主体とし岩相の側方変化が著しい上部白亜系より成る. ペンジナ湾東海岸には大規模な海蝕崖が続き, ほぼ白亜紀全体にわたる層序が見事に露出する. 下部白亜系は化石の産出に乏しいが, 上部白亜系の泥質部からはアンモナイトやイノセラムスが多産する. タロフカ川下流域からはアラレ石を保存し真珠光沢を示す化石も産出する. アルビアン階やセノマニアン階下部の化石群の中には, アラスカや北米内陸部の化石と深い類縁関係を持つものが含まれる. セノマニァン階中部以降の化石群はサハリンや北海道と高い共通性を示すが, 多様性は幾分低い傾向にある.<BR>筆者らによるペンジナ湾東岸地域(1998年)とタロフカ川流域(1999年)の地質調査(基盤研究A-2, 国11041109, 代表:棚部一成)から白亜紀アンモナイトを紹介する.

収録刊行物

  • 地質學雜誌  

    地質學雜誌 105(9), XVII-XVIII, 1999-09-15 

    The Geological Society of Japan

参考文献:  1件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10004495018
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00141768
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    OTR
  • ISSN
    00167630
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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