プロセス情報を用いた地震時の断水予測法

書誌事項

タイトル別名
  • A METHOD TO ESTIMATE WATER SUSPENSION CAUSED BY SEISMIC DAMAGE WITH REALTIME PROCESS INFORMATION
  • プロセス ジョウホウ オ モチイタ ジシンジ ノ ダンスイ ヨソクホウ

この論文をさがす

抄録

近年の相次ぐ災害を契機に, ライフラインの地震被害をリアルタイムに予測するための様々なシステムが開発されている. しかしその多くは, 直後の物理的被害を予測するに留まり, その後入手できる新しい情報を反映して予測を更新したり, 機能的障害を予測するまでには至っていない. 供給継続が強く求められる水道については, そういった機能への必要性が高い.<br>阪神・淡路大震災下では, 流量と水圧というプロセス情報が, 水供給の重要な判断材料の一つとして役立っていたという現実を踏まえ, この情報を積極的に予測方法に取り入れることを試みた. これにより, 水道における機能障害である断水のリアルタイム予測をシミュレートし, その実用性について検討した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2000 (640), 61-69, 2000-01-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (24)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ