建設発生土を原料土とする軽量混合処理土の護岸工事への適用

  • 土田 孝
    社団法人 土木学会 運輸省港湾技術研究所
  • 藤崎 治男
    社団法人 土木学会 運輸省第二港湾建設局東京空港工事事務所 現在 (財) 国際臨海開発研究センター
  • 巻渕 正治
    社団法人 土木学会 (財) 沿岸開発技術研究センター調査研究部 現在 鉄道建設公団国鉄精算事業本部
  • 新舎 博
    社団法人 土木学会 五洋建設 (株) 技術研究所
  • 長坂 勇二
    社団法人 土木学会 (株) エス・エル・エス
  • 彦坂 周男
    太平洋セメント (株)

書誌事項

タイトル別名
  • USE OF LIGHT-WEIGHT TREATED SOILS MADE OF WASTE SOIL IN AIRPORT EXTENTION PROJECT
  • ケンセツ ハッセイド オ ゲンリョウド ト スル ケイリョウ コンゴウ ショリド ノ ゴガン コウジ エ ノ テキヨウ

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抄録

本文は東京国際空港の外周護岸の嵩上げ工事において, 既設の護岸に作用する土圧を軽減するため, シールド工事による発生土を原料土とした気泡混合処理土と発泡ビーズ混合処理土を裏込め材として使用した工事に関して報告するものである. 実施工における品質管理試験の結果, 軽量混合処理土は, 原料土の土質の変化, プラント性能等によって品質にばらつきが生じるが, 今回の事例では品質管理値の範囲内での製造と打設が可能であった. また, 施工後に地盤としての特性を調べるためボーリングコアの一軸圧縮試験と3種類の原位置試験を行った結果, 軽量混合処理土による地盤は空港外周道路の路床として妥当な地盤特性を有することが確認された.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2000 (644), 13-23, 2000-03-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (11)*注記

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