ハイアラーキ要素による平板の座屈解析

  • 林 正
    社団法人 土木学会 長岡技術科学大学 工学部 環境・建設系
  • 渡辺 力
    社団法人 土木学会 函館工業高等専門学校 環境都市工学科
  • 増井 由春
    社団法人 土木学会 長岡技術科学大学文部
  • 上田 隆博
    長岡技術科学大学大学院 建設工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • BUCKLING ANALYSIS OF PLATES BY HIERARCHICAL ELEMENTS
  • ハイアラーキ ヨウソ ニ ヨル ヘイバン ノ ザクツカイセキ

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抄録

本論文では, 全ラグランジュ表記法によるハイアラーキ平面シェル要素とソリッド要素の接線剛性行列を求め, 線形座屈理論に基づいたハイアラーキ要素による座屈解析法を開発する. 本解析法の精度を調べるために平板の座屈解析を行って, 提案する要素と各非線形項の影響を検討する. 平板の解析では, 一般に Kirchhoff 理論, Mindlin 理論と3次元弾性論が用いられるが, ハイアラーキ要素による解法では, それぞれの理論解に対して高精度の値が得られることを示す. また, 実用的な観点から, 計算効率の良い Mindlin 要素を用いて, 弾性論による解に匹敵する値が得られるせん断補正係数を提案する.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2000 (647), 111-126, 2000-04-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (19)*注記

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