有用微生物群によるポリ乳酸の分解促進効果 Biodegradation of Poly(L-lactic acid)Enhanced by Effective Microorganisms

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著者

    • 大澤 敏 OSAWA Satoshi
    • 金沢工業大学 物質応用工学科 環境有機材研究室 Laboratory for Ecological Polymer and Organic Materials, Kanazawa Institute of Technology
    • 西川 武志 NISHIKAWA Takeshi
    • 金沢工業大学 物質応用工学科 環境有機材研究室 Laboratory for Ecological Polymer and Organic Materials, Kanazawa Institute of Technology
    • 小川 俊夫 OGAWA Toshio
    • 金沢工業大学 物質応用工学科 環境有機材研究室 Laboratory for Ecological Polymer and Organic Materials, Kanazawa Institute of Technology

抄録

生分解性プラスチックの分解速度はその構造とそれが置かれた微生物環境によって決まるが, 後者を制御することは微生物の多様性から困難であるとされている. しかしながら, プラスチックを含む有機廃棄物処理の観点から見ると使用後は速やかに分解する微生物環境を人為的に管理する必要性がある. そこで本研究では, 従来から有機農法において用いられている, 安定な循環サイクルを有する有用微生物 (EM) 群を生分解性プラスチック (L-ポリ乳酸) の置かれた有機廃棄物中に添加してその分解促進効果について調べた. その結果, 36℃でEM菌群をコンポスト中に添加した場合にL-ポリ乳酸の分解が約40%促進されることがわかった. また, コンポスト中での分解は非晶相から進行するが50℃でEM菌群を添加した場合には, 結晶相でも速やかな分解が起こることが明らかになった.

The mixture of photosynthesis bacteria, lactic acid bacteria, and yeast (EM) were added to gardening soil and manipulated compost system in order to enhance the biodegradation of poly (L-lactic acid) (PLA). In the presence of EM, the degradation was enhanced by 40 % in aerobic composting system at 36°C. It is noted that EM enhanced degradation of crystallite region at 50 °C. However, EM did not enhance the degradation of PLA in gardening soil.

収録刊行物

  • マテリアルライフ  

    マテリアルライフ 11(3), 118-123, 1999-07-30 

    MATERIALS LIFE SOCIETY, JAPAN

参考文献:  17件

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被引用文献:  1件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10004660937
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10530609
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09153594
  • NDL 記事登録ID
    4893613
  • NDL 雑誌分類
    ZM16(科学技術--科学技術一般--工業材料・材料試験)
  • NDL 請求記号
    Z14-1501
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  J-STAGE 
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