ジメチルスルホキシド中[RhH<SUB>2</SUB>(Ph<SUB>2</SUB>N<SUB>3</SUB>)(PPh<SUB>3</SUB>)<SUB>2</SUB>]触媒によるスチレンのヒドロホルミル化反応

書誌事項

タイトル別名
  • Hydroformylation of Styrene Catalyzed by [RhH<SUB>2</SUB>(Ph<SUB>2</SUB>N<SUB>3</SUB>) (PPh<SUB>3</SUB>)<SUB>2</SUB>] in Dimethyl Sulfoxide
  • ジメチルスルホキシド中[RhH2(Ph2N3)(PPh3)2]触媒によるスチレンのヒドロホルミル化反応
  • ジメチル スルホキシド チュウ RhH2 Ph2N3 PPh3 2 ショクバイ ニ ヨル スチレン ノ ヒドロホルミルカ ハンノウ
  • Hydroformylation of Styrene Catalyzed by (RhH2(Ph2N3)(PPh3)2) in Dimethyl Sulfoxide.

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抄録

[ RhH2(Ph2N3)(PPh3)2](ジヒドリドロジウム錯体)-ジメチルスルホキシド(DMSO)系によるスチレンの均一系ヒドロホルミル化反応を合成ガス(CO/H2O=1/1)を用いてガス圧9.8×104-9.8×104 Pa,温度303-333Kの範囲で行った.生成物は2-および3-フェニルプロパナールで,2-フェニルプロパナールが3-フェニルプロパナールよりも多く生成した.合成ガスの圧力の増加および反応系中に1,3-ジフェニルトリアゼンまたはトリフェニルボスフインを添加すると,2-フェニルブロパナールの生成量は増し,3-フェニルプロパナールの生成量は減少した.反応温度を上昇させると2-フェニルブロパナールの生成量は323Kで極大に達する.しかし,3-フェニルプロパナールは反応温度の上昇とともに生成量は増加した.さらに,スチレンのヒドロホルミル化反応の反応機構についても検討した.

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