衝突を考慮した高架橋モデルの振動台実験とそのシミュレーション

DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献12件
  • 渡邊 英一
    京都大学大学院 工学研究科土木工学専攻
  • 宇都宮 智昭
    京都大学大学院 工学研究科土木工学専攻 社団法人 土木学会
  • 永田 和寿
    京都大学大学院 工学研究科土木工学専攻 社団法人 土木学会
  • 梶田 幸秀
    社団法人 土木学会 防衛大学校 土木工学科
  • 杉浦 邦征
    社団法人 土木学会 京都大学大学院 工学研究科土木システム工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • A SHAKING TABLE TEST ON THE ELEVATED BRIDGES CONSIDERING THE POUNDING OF GIRDERS AND ITS NUMERICAL SIMULATION
  • ショウトツ オ コウリョ シタ コウカキョウ モデル ノ シンドウダイ ジッケン ト ソノ シミュレーション

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抄録

1995年兵庫県南部地震以後, 高架橋の耐震設計においては, 地震後のライフラインとしての機能確保が大きな課題となっている. そのため, 高架橋を基礎, 桁, 支承等からなるシステムとしてとらえ, 総合的にその耐震性を確保する方策に関する研究が精力的に進められている. 本研究では, 3連の単径間高架橋の縮小模型の橋軸方向に正弦波ならびにスケールした実地震波を入力することにより, 隣接する高架橋の上部構造の衝突を考慮した高架橋群の応答性状について検討した. 固定・可動支承ならびにゴム支承を組み入れるなどし, 高架橋の各構造要素を理想状態に再現した模型を用いての加振実験を行った. また, 得られた実験結果をもとに, バネー質点系による高架橋の時刻歴応答解析手法の妥当性について検討した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2001 (668), 131-142, 2001-01-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (12)*注記

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