桁落下を想定した桁間ケーブル連結装置の所要条件に関する考察

• 伊津野 和行

  社団法人 土木学会 立命館大学 理工学部土木工学科

• 小林 紘士

  社団法人 土木学会 立命館大学 理工学部土木工学科

• 鎌田 耕平

  社団法人 土木学会 立命館大学大学院 環境社会工学専攻

書誌事項

タイトル別名

• DEMAND CAPACITY FOR UNSEATING PREVENTION CABLE TO SUPPORT FALLING GIRDER
• ケタ ラッカ オ ソウテイ シタ ケタ カン ケーブル レンケツ ソウチ ノ ショヨウ ジョウケン ニ カンスル コウサツ

抄録

地震時の大変位が橋梁に与える被害を考えたとき, 落橋防止システムとしての桁間連結装置の重要性は高い. 本研究では, 桁が橋脚から落下するという最悪の事態を想定し, 落下する桁を連結ケーブルで支えるための条件について基礎的な検討を行った. 単純桁の自由落下と, ばね, 粘性減衰機構, 履歴減衰機構を考慮した緩衝過程の定式化を行った. 数値計算により, ケーブルに作用する力の最大値と, 緩衝に必要な作動距離の試算例を示した.

収録刊行物

• 土木学会論文集

  土木学会論文集 2001 (668), 319-324, 2001-01-21

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• unseating prevention system
• PC cable
• fall of girder
• coefficient of friction
• seismic design of bridges

詳細情報

• CRID: 1390282680286026240
• NII論文ID: 10005122764
• NII書誌ID: AN10014020
• DOI: 10.2208/jscej.2001.668_319
• ISSN: 18827187
• ISSN: 02897806
• ISSN: http://id.crossref.org/issn/02897806
• NDL書誌ID: 5661687
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I5661687
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscej1984/2001/668/2001_668_319/_pdf
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可