早期に診断しえたループスぼうこう炎の1例

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タイトル別名
  • A case of early diagnosis of lupus cystitis.

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抄録

症例は41歳,女性.血小板減少などから全身性エリテマトーデス(Systemic Lupus Erythematosus: SLE)と診断後,嘔吐・下痢が続いた.腹部超音波検査にて両側の水腎症を認め,膀胱生検にて間質性膀胱炎の所見があり,ループス膀胱炎と診断し,副腎皮質ステロイドの投与で改善した.本症例は膀胱症状のない,早期に診断,治療しえたループス膀胱炎の一例と考えられる.

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