書誌事項
- タイトル別名
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- A case of simple liver cyst with markedly elevated CEA level in the cystic fluid.
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抄録
症例は57歳,男性.多発肝嚢胞のうち後区域の嚢胞が,画像上,腫瘍性病変と鑑別困難であった.嚢胞液CEAが3300ng/ml,CA19-9が12000000U/mlと著明に上昇していたため,腫瘍性病変を疑い,肝部分切除をおこなったが,良性単純性肝嚢胞であった.文献的には,嚢胞液CEA高値を示す肝嚢胞性病変は悪性が多いと報告されているが,良性でも非常に高値をとることがあり,注意を要すると思われた.
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 96 (5), 530-534, 1999
一般財団法人 日本消化器病学会
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キーワード
詳細情報
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- CRID
- 1390282681374800256
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- NII論文ID
- 10005245188
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- NII書誌ID
- AN00192124
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- COI
- 1:STN:280:DyaK1M3pslertA%3D%3D
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- ISSN
- 13497693
- 04466586
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- PubMed
- 10368997
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可