ADP‐リボシル化因子(ARF)のグアニンヌクレオチド交換蛋白質(GEP)

書誌事項

タイトル別名
  • Guanine Nucleotide-exchange Proteins(GEP) for ADP-ribosylation Factors(ARF).
  • ADP リボシルカ インシ ARF ノ グアニンヌクレオチド コウカン タンパ

この論文をさがす

抄録

コレラ毒素のもつADP-リボシル化活性を亢進させる因子として発見されたADP-リボシル化因子(ARF) は, Rasスーパーファミリーという低分子量G蛋白質のひとつであり, GDP結合型とGTP結合型という二つの型をとり細胞内の小胞輸送を制御している。G蛋白質はGDP結合型が不活性型であり活性型のGTP結合型への変換にはGDP/GTP交換反応を促進する因子 (guanine nucleotide exchange protein, GEP) の存在が必要である。ARFに対するGEPは Brefeldin A (BFA) に感受性のものと非感受性の2種類が存在し, どちらもそのほぼ中央部にSec7ドメインと呼ばれる酵素活性部位を持っている。

収録刊行物

参考文献 (51)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ