フライアッシュを多量に用いた硬化体の配合設計および品質管理手法に関する研究

• 福留 和人

  社団法人 土木学会 株式会社間組 技術研究所

• 長瀧 重義

  新潟大学 工学部建設学科

• 坂本 守

  社団法人 土木学会 株式会社間組 土木本部技術設計部

• 鈴木 達雄

  株式会社間組 技術・環境本部

• 喜多 達夫

  株式会社間組 技術研究所

書誌事項

タイトル別名

• A STUDY ON MIXTURE DESIGN AND QUALITY CONTROL METHOD OF HIGH FLY ASH CONCRETE
• フライアッシュ オ タリョウ ニ モチイタ コウカタイ ノ ハイゴウ セッケイ オヨビ ヒンシツ カンリ シュホウ ニ カンスル ケンキュウ

抄録

セメントおよびフライアッシュを最適含水比に近い水粉体比で練り混ぜると練上り直後は, 湿気のある粉の状態となるが, 振動を与えると流体状に性状が変化し, 密に締固めることが可能となる. この現象を利用してフライアッシュ硬化体を製造すれば, 単位水量, セメント量および水粉体比を大幅に低減できるため, 経済的に品質の均一な硬化体を製造することが可能となる.<br>本研究では, フライアッシュ硬化体の配合設計および品質管理手法の検討を行った. 検討の結果, フライアッシュの流動特性から配合を選定できること, 流体化時間に基づく品質管理が可能であることを見出した.

収録刊行物

• 土木学会論文集

  土木学会論文集 2001 (669), 99-108, 2001-02-20

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• fly ash
• high fly ash concrete
• optimum moisture content
• vibrating compaction
• fluidizaion phenomenon
• mixture design
• quality control

詳細情報

• CRID: 1390282680287203072
• NII論文ID: 130003801737
• NII論文ID: 10006537760
• NII書誌ID: AN10014020
• DOI: 10.2208/jscej.2001.669_99
• ISSN: 18827187
• ISSN: 02897806
• NDL書誌ID: 5704687
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I5704687
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscej1984/2001/669/2001_669_99/_pdf
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可