ポーラスコンクリート河川護岸工法の概要

書誌事項

タイトル別名
  • Out Line of a Guidebook on River Revetment Methods Used Porous Concrete
  • 解説 ポーラスコンクリート河川護岸工法の概要
  • カイセツ ポーラス コンクリート カセン ゴガン コウホウ ノ ガイヨウ

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抄録

ポーラスコンクリートを河川護岸に適応すると, 堤防の浸食防止機能を確保すると同時に, 生態系の保全, 景観親水性の機能を持つ護岸形式となる。この素材は多孔質であるため直接植物を定着・成長させることができ, 植物との一体性が確保できる。これを低水護岸に使用すると, 空隙内に微生物や小動物が生息し, 間接的に水質を浄化する作用も保持するため, 多自然型河川工法の一つと見なすことができる。<BR>(財) 先端建設技術センターは, 平成9年度からポーラスコンクリート河川護岸工法検討委員会を組織し, これまで建設省がポーラスコンクリートを河川護岸として施工した62箇所の技術資料を調査・分析し, 護岸工法に適用するための手引き書をとりまとめ平成13年4月に発刊した。ここではその内容の概要を記述した。

収録刊行物

  • Concrete Journal

    Concrete Journal 39 (8), 10-15, 2001

    Japan Concrete Institute

参考文献 (6)*注記

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