Selective Availability (SA) 解除後のパソコンGPSの測位精度に関する研究

  • 松田 浩朗
    社団法人 土木学会 山口大学大学院 理工学研究科
  • 清水 則一
    社団法人 土木学会 山口大学 工学部社会建設工学科
  • 工藤 洋三
    社団法人 土木学会 徳山工業高等専門学校 土木建築工学科

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON POSITIONING ACCURACY OF PORTABLE GPS SURVEYING AFTER THE CESSATION OF GPS SELECTIVE AVAILABILITY (SA)
  • Selective Availability SA カイジョ ゴ ノ パソコン GPS ノ ソクイ セイド ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

安価なGPSセンサーをパソコンに接続したパソコンGPSシステムは, 一般に測量に用いられているGPS受信機とは異なり, その測位精度から測量には不向きであると考えられている. しかし, 測量に使用できる精度が実現できれば多方面に活用できる可能性を秘めている. 本研究では, パソコンGPSを用いたシステムにおいて測位精度を向上させる方法を提案した. さらに, 2000年5月1日の Selective Availability (SA) 解除がパソコンGPSの精度にもたらす影響についても検討した. その結果, 単独測位においてはSA解除により格段に精度が向上したことが確認された. また, 測位精度を上げるためには本研究で提案する相対測位による方法が有効であることを示した.

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