書誌事項
- タイトル別名
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- Signet ring cell carcinoma of the colon with monoclonal gammopathy of undetermined significance
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抄録
症例は59歳,男性.Monoclonal gammopathy of undetermined significance(MGUS)の診断で経過観察中にイレウスを発症し入院した.上行結腸に印環細胞癌による閉塞を認め,姑息的右半結腸切除術を施行した.組織学的検査で癌細胞周囲に多数のIgG-κ陽性の形質細胞浸潤を認めた.M蛋白血症を有する患者には癌の合併が多いし,癌患者がM蛋白血症を合併する頻度は健常人に比し高いことから,M蛋白血症を認めた場合,血液疾患以外に癌の合併を考慮する必要があると考えられた.
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 97 (11), 1373-1377, 2000
一般財団法人 日本消化器病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681371803520
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- NII論文ID
- 10007608170
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- NII書誌ID
- AN00192124
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD3M7kvFOgtA%3D%3D
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- ISSN
- 13497693
- 04466586
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- PubMed
- 11215187
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可