多発性肝転移をともなった回腸atypical carcinoidの1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of ileal atypical carcinoid with multiple liver metastasis

この論文をさがす

抄録

症例は72歳,男性.1990年より肝腫瘤を指摘されていた.下痢が持続し,肝腫瘤が増加増大したため1998年2月当科入院.肝腫瘍生検と小腸X線検査にて肝転移をともなう回腸力ルチノイドが疑われ,回腸部分切除術を施行しatypical carcinoidと診断された,術後酢酸オクトレオチド投与と肝動注化学療法を行い,転移巣の縮小と尿中5-HIAAの著明低下が認められ,術後2年5カ月後もカルチノイド症候群は消失し生存中である.

収録刊行物

被引用文献 (5)*注記

もっと見る

参考文献 (19)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ