下腸間膜動脈領域動静脈奇形による門脈圧こう進症の1例

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  • A case of portal hypertension secondary to arteriovenous malformation involving the inferior mesenteric vessels

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抄録

症例は腹水と食道静脈瘤を指摘された77歳の女性.3D-CT,MR-angiography(MRA),血管造影で下腸問膜動脈(IMA)末梢の動門脈瘻(arterioportal fistula,APF)が確認され,カラードプラUSで下腸間膜静脈(IMV)から門脈に拍動性求肝性血流が検出された.APFによる門脈圧亢進症(門亢症)の診断で病巣部を切除した.門脈圧は570mmH2Oを示し,病巣部は腸間膜の動静脈奇形(arteriovenous malformation,AVM)であった.

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