混雑とマナーの悪さに対する登山者の許容限界とコーピング行動について

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タイトル別名
  • Mountaineers' Acceptable Limits of Human Encounters and Manners, and their Coping Behavior
  • コンザツ ト マナー ノ ワルサ ニ タイスル トザンシャ ノ キョヨウ ゲンカイ ト コーピング コウドウ ニ ツイテ

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抄録

大雪山国立公園の登山者を対象に, 登山道や野営地で出会う登山者数と悪いマナーを見る回数の許容限界および, コーピング行動の可能性と実態を調査し, その相互の関連について検討した。その結果, 許容限界の回答率は利用密度の高い区域で低く, 高齢の日帰り登山者で混雑に関するインパクトの認識が低い登山者ほど, 許容限界を有していなかった。現状で他の登山者の多さからコーピング行動を行っている登山者が存在しており, 登山経験が多く, 北海道に居住し, インパクトの認識が高く, 許容限界を有している登山者で, コーピング行動をとる可能性が高いことが示された。

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