ヒラタケ白こぶ病病原線虫 Iotonchium ungulatum の昆虫寄生態雌線虫及び生活環の記載 The Insect-parasitic Stage and Life Cycle of Iotonchium ungulatum (Tylenchida : Iotonchiidae), the Causal Agent of Gill-knot Disease of the Oyster Mushroom

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抄録

ヒラタケ白こぶ病の病原線虫Iotonchium ungulatumの昆虫寄生態雌線虫の形態、及び生活環を記載した。昆虫寄生態雌線虫は、キノコバエ科の一種ナミトモナガキノコバエRhymosia domesticaの血体腔内に寄生し、そこで産卵する。病害子実体から羽化してきたキノコバエを解剖したところ、血体腔内で孵化した幼線虫のキノコバエ卵巣への侵入が観察された。キノコバエ卵巣から取り出した幼線虫をヒラタケ子実体に接種すると、ひだ上にこぶが生じた。このことから、キノコバエの産卵行動時に新しいヒラタケ子実体に産み付けられた幼線虫が菌食態雌線虫へ発育するものと考えられた。病害子実体から羽化してきたキノコバエが保持する寄生態雌線虫数は、雄キノコバエよりも雌キノコバエにおいて有意に多かった。

収録刊行物

  • 日本線虫学会誌 = Japanese journal of nematology

    日本線虫学会誌 = Japanese journal of nematology 30(1), 1-7, 2000-12-28

    日本線虫学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008014817
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10453166
  • 本文言語コード
    ENG
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09196765
  • NDL 記事登録ID
    5728775
  • NDL 雑誌分類
    ZR4(科学技術--生物学--動物)
  • NDL 請求記号
    Z18-1311
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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