宮城県牡鹿半島沿岸における褐藻エゾノネジモクの生活年周期と生産力 Annual Life Cycle and Productivity of the Brown Alga Sargassum yezoense off the Coast of the Oshika Peninsula, Japan

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抄録

1997年6月から1998年11月に、宮城県牡鹿半島泊浜沿岸潮下帯の褐藻エゾノネジモク群落の生活年周期と生産力を調べた。生活年周期は、8月から11月にかけて、枯死脱落にともない現存量と主枝長が年間最低となるのに対して、10cm未満の主枝が増加する発芽期、10月ないし12月から6月にかけて、現存量の上昇と主枝の伸長ならびに乾重量/湿重量の比が低下する伸長期、そして、6月から8月にかけて、10cm以上の主枝で長い順から集中的に成熟する成熟期の3期に分けられた。年間純生産量は層別刈り取り法によって903.9g/m2と推定された。エゾノネジモク群落は、光の到達によって下層の現存量が大きいイネ科草本型生産構造を示すので、上層の欠如に対し、季節を問わず発芽して速やかにギャップを埋めて群落を維持すると考えられた。

収録刊行物

  • 水産増殖 = The aquiculture

    水産増殖 = The aquiculture 50(1), 25-30, 2002-03-25

    水産増殖談話会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008020142
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00124667
  • 本文言語コード
    ENG
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03714217
  • NDL 記事登録ID
    6115870
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-761
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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