IIa+IIc様形態を呈した大腸のいわゆるhamartomatous polypの1例

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タイトル別名
  • A case of so-called hamartomatous polyp of the colon

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抄録

症例は36歳男性,職場健診にて便潜血陽性を指摘され来院した.大腸内視鏡検査にて横行結腸に大きさ8mmのIIa+IIc様病変を認めた,non-lifting sign陽性であったため,患者本人と相談の上腹腔鏡下手術を施行した.病理組織学的には,粘膜筋板の欠損と粘膜下層の異型の無い大腸腺管からなり,炎症細胞浸潤は極軽度で繊維化や筋組織の増生は認められなかった.本病変はいわゆる広義のhamartomatous polypと考えられた.

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