過敏性腸症候群の病態生理:消化管生理学と神経科学の進歩から New aspects of irritable bowel syndrome

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著者

    • 福土 審 FUKUDO Shin
    • 東北大学大学院医学系研究科人間行動学 Department of Behavioral Medicine, Tohoku University Graduate School of Medicine

抄録

過敏性腸症候群(IBS)は,消化器病の臨床上高頻度に遭遇する重要な疾患である.その克服は患者の切実な願いであるとともに,医療経済に大きく影響する。IBSの病態は,消化管運動異常,消化管知覚過敏,心理的異常で特徴づけられる.これらは相互に関連しており,ストレスによる症状の増悪という現象から,脳腸相関の異常がIBSの本質であると考えられる.IBSの原因を解明するために,脳腸ペプチド,粘膜微小炎症による消化管機能変化,遺伝子,学習,神経可塑性脳内神経伝達が注目される.

収録刊行物

  • 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology

    日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 98(10), 1137-1145, 2001-10-05

    The Japanese Society of Gastroenterology

参考文献:  54件中 1-54件 を表示

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