発作性心房細動例の長期予後に関する検討 Four-year follow-up of paroxysmal atrial fibrillation patients

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抄録

発作性心房細動 (Paf) の長期予後を検討した.対象は4年間追跡調査可能であったPaf症例63例で, 追跡期間中の脳梗塞発症は9例 (14%) みられ, 非発症例と比較して年齢で有意に高値 (p<0.05) を, 左室駆出率で有意に低値 (p<0.05) を示した.また左室拡張末期径が脳梗塞発症例で大きい傾向 (p=0.09) を認めた.心事故発生例は2例 (3.2%) であった.慢性心房細動へは14例 (22%) が移行し, 全例男性であった.Paf症例における脳梗塞発症危険因子は高年齢と低左室駆出率であり, このような症例には脳梗塞発症予防として積極的に抗凝固薬を投与する必要があると考えた.

収録刊行物

  • 心電図 = Electrocardiology

    心電図 = Electrocardiology 22(2), 111-117, 2002-03-25

    The Japanese Society of Electrocardiology

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008115702
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00358282
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    02851660
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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