Brugada症候群患者における心室細動と再分極相の関係 : 器質的心疾患患者と比較して Different initiating mechanisms of ventricular fibrillation between patients with Brugada syndrome and overt organic heart disease

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抄録

Brugada症候群9例, および心室細動 (VF) を合併した器質的心疾患患者5例において, 植え込み型除細動器に保存されたVF発症時の心内電位記録を比較検討し, この2群のVF発症と再分極過程の関連を検討した.Brugada症候群においては, 器質的心疾患患者におけるVFに比較し, VFを誘発する心室期外収縮 (PVC) の連結期は短く (Brugada群: 360±52msec, 器質的心疾患群: 446±91msec, p<0.01) またこの連結期とR-R間隔はより密接に関連していた.またBrugada症候群では, このR-R間隔で補正した連結期 (385±40msec) と安静時の補正QT時間 (420±30msec) との比較から, 比較的遅い時相で出現するPVCからVFに移行することが示された.Brugada症候群におけるVFはある特定のPVCから開始し, その発生の時相はT波後半成分に相当し, 再分極過程と密接に関連していると考えられた.

収録刊行物

  • 心電図 = Electrocardiology

    心電図 = Electrocardiology 22(2), 135-143, 2002-03-25

    The Japanese Society of Electrocardiology

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008115773
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00358282
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    02851660
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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