サットン白斑の自然経過と中心部黒子切除の要否についての臨床的検討 An Observation of Clinical Course of Halo Nevus and An Evaluation of the Removal of the Nevus Cell Nevus in the Center of Halo Nevus in Prevention or Suppression Type A Vitiligo

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抄録

サットン白斑患者23例の臨床経過を観察した.うち20例24病巣は,6ヵ月以上最長9年まで観察し,サットン白斑自体は中心母斑の切除の有無にかかわらず自然消褪すること,さらに中心母斑は一旦消褪後再着色することを確認した.最長9年まで観察すると,全23例中17例に尋常性白斑を合併し,合併率は74%で,その全例がデルマトームと無関係に生じるA型白斑であった.サットン白斑単独例6例中4例で中心母斑を切除したが,これらは1年以上6年までの観察中,いずれもA型白斑の併発を認めなかった.サットン白斑とA型白斑合併例14例中7例8病巣のサットン白斑中心母斑を切除したが,切除後5年までの経過観察で白斑の病勢は憎悪,鎮静とさまざまであって,非切除7例と差異を認めなかった.これらの結果により,サットン白斑はA型白斑合併前に中心母斑を切除するのが,A型白斑の併発予防に有効であると思われた.

収録刊行物

  • 日本皮膚科学会雑誌

    日本皮膚科学会雑誌 105(7), 957-962, 1995-06-20

    Japanese Dermatological Association

参考文献:  9件中 1-9件 を表示

被引用文献:  2件中 1-2件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008118850
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00196602
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    0021499X
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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