ホタテガイ用穿孔機による貝殻耳状部の開孔成功率の推定 Estimation of the Successful Rate to Drilling Through the Ear Portion on a Shell of Scallop Patinopecten (Mizuhopecten) Yessoensis (JAY) by a Drilling Machine

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

ホタテガイ養殖業では、近年の取扱量の拡大に伴い、分散・入れ替えなどの処理貝量が膨大になっている。特に耳吊り式養殖は主流になって以来、多くの労働人員を要する「分散・耳吊り作業」の省力化が求められているが、近年ではオペレータの熟練を要する「孔開け行程(貝の耳状部に開孔する行程)」の機械化が進められ、操作が簡易化しかつ高速処理が可能な新型自動装置が大半の養殖経営体で使用されるようになった。現行の自動穿孔機の機構は、オペレータが移動するコンベア上の空ボックスにホタテガイをセットすれば、開孔部のジグにホタテガイが運ばれると同時に耳揃えと位置の固定が行われ、耳状部に自動穿孔されるシステムになっている。しかし現在の穿孔機構には、穿孔用ドリルがジグに対して一定の位置に設定されていることから、穿孔位置が個体毎に異なってしまう致命的な欠点がある。実際、穿孔対象貝の大きさや形状は生育条件によって一定とはならず、開孔成功率が作業時期によって変化するために、現用穿孔機では煩雑なドリル位置の微調整や、事前に処理貝のサイズ選別を徹底するなどの対処が行われている。次世代の自動穿孔機には高速処理能力と貝の成長に即応した開孔精度が要求される。

収録刊行物

  • 水産工学

    水産工学 36(3), 221-228, 2000-02-01

    日本水産工学会

参考文献:  15件中 1-15件 を表示

被引用文献:  3件中 1-3件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008273583
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10278554
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09167617
  • NDL 記事登録ID
    5309985
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-1327
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
ページトップへ