広域DGPSの測位精度に関する基礎的研究 A Fundamental Study on Positioning Accuracy of Wide Area DGPS

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抄録

現在、民間で利用できるGPSの測位精度は米国国防総省の選択利用性により故意に劣化されており、その測位精度は約100mとされている。そのため、測位精度向上を目的として、既知点に設置された基準局で、衛星から受信機までの距離である疑似距離の補正値を測定し、その補正値をユーザーに伝送し補正値計算を行うディファレンシャルGPS方式が用いられている。このDGPSには後処理方式(ポストプロセス)と実時間方式(リアルタイム)がある。そして、リアルタイム方式では、大別すると、陸上車両用の場合FM多重放送を、また、沿岸海域では海上保安庁が船舶を対象として中波ビーコンをGPS補正値の伝送方法として利用している。昨今の日韓漁業協定などに見られるように、厳密な領海・経済水域の規定がなされる現状では、海上における船舶位置、特に操業する漁船の位置精度は非常に高い精度を要求されるようになってきている。それに伴い、中波ビーコンを用いたDGPSサービスエリア(約200km)よりも広域でのDGPSの要求が高くなってきている。しかし、広域DGPSを実施する場合、基準局測定した補正値誤差とユーザー側での補正値誤差の共通性が薄れてくる。いわゆる、地域相関性が失われることになる。

収録刊行物

  • 水産工学

    水産工学 36(3), 229-235, 2000-02-01

    日本水産工学会

参考文献:  14件中 1-14件 を表示

被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008273599
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10278554
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09167617
  • NDL 記事登録ID
    5309999
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-1327
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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